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クイーン+アダム・ランバート・ストーリー: ショウ・マスト・ゴー・オンのmimagordonのレビュー・感想・評価

4.2
バンドに必要なのはマジック。それを手に入れることは、ミラクルだ。

偉大なるフロントマン、フレディ・マーキュリー亡き後、メンバーそれぞれが喪失と向き合い、クイーンというバンドにもう一度灯りをともすまで。ブライアン、ロジャーのクイーンに対する思いとアダム・ランバートという驚異的なフロントマンとの出逢いが交錯して「クイーン+アダム・ランバート」として新たな歴史を刻む過程はわかっていても泣けてくる。生前のフレディのインタビューも挟みながら、ブライアン、ロジャーが継ぐフレディの遺志とアダム・ランバートのクイーン、そしてそのフロントとしての想いがもう一度「ミラクル」の幕が開く。アダム・ランバートによるクイーンの名曲のパフォーマンスシーンもたくさんあり観応え抜群。めちゃくちゃエモーショナルなドキュメンタリーだ。やはりクイーンは唯一無二のバンドだと再確認させてくれる。
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