2022年10月25日
『スポット』 2001年アメリカ制作
監督、ジョン・ホワイトセル。
ゴードン(デヴィッド・アークエット)は郵便配達員。
大の犬嫌い。
配達先で買われている犬達と毎日格闘している。
ある日、近所に住む息子と二人暮らしの母親から、息子
ジェイムズのベビーシッターを頼まれる。
ゴードンとジェイムズは、FBI捜査犬の11号と出会う。
ゴードンは、11号を「スポット」と名付けて、ジェイムズと
共に世話をする。
「スポット」・・・犬種は、ブル・マスチフ。
ブルドッグとマスチフの交配種。
毛が短かい。筋肉もりもりだ。
わんわん映画を観たくて、この映画を鑑賞。
主人公のゴードンの設定が、ダメダメ男で部屋は
散らかし放題。
ジェイムズからも蔑まれていたが、一緒に暮らす内に、
ジェイムズはゴードンの事を、おもしろい人という評価に
変っていった。
反対に、犬のスポットは、FBI犬だけあって、賢く、
大人しく、遊ばず、困っている人を助けるという設定。
そんな遊ばないスポットのはずが、二人に気を使って、
ボール遊びに付き合ってあげるというシーンはおもしろい。
犬が人間に気を使って、人間と遊んでやるというシーン!?
また、ジェイムズの母親が、次第に「汚れていく??」
のには笑った。なんか、スゴイ。
ブル・マスチフという犬の特徴を堪能できるような
映画だった。
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<ブル・マスチフ> Wikipediaより抜粋
ブルドッグとマスティフを交配。
ブル・マスチフの使役は、農場、狩猟場、敷地を管理して
不審者や密猟者を捕える事である。
マスティフの力強さと、ブルドッグの獰猛性、アゴの強さを
活かして侵入者にとびかかって取り押さえた。
ブルマスティフは侵入者を殺傷する事はせず、主人が
到着するまでしっかりと確保し続けるのが使命である。
第二次世界大戦が起こった際には軍用犬として用いられ、
戦後は、絶滅寸前になった先祖、イングリッシュ・
マスティフを絶滅から救う為にそれと交配させて復興に
役立てられた。
現在は実用犬からショードッグ、更にはペットとして人気。