アカデミー作品賞含む3部門受賞✨✨✨
という発表で、3月に観てメモしてたの思い出した。
また観たい!
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フランシス・マクドーマンド演じる主人公ファーンと風景に吸い込まれるように、一緒に旅したみたい。
どこまでも続く道と砂漠が怖いくらいだ。
格差、貧困、社会の課題は日々の暮らしに沈み込んで、時折り浮かび上がってくる。
女性の一人旅、息苦しくなったり、はらはらしたり。
日雇い仕事を淡々とこなして。(これからAmazon使う時に思い出すだろう)
ファーンのちょっとつっけんどんにも見える人柄が、どんどんチャーミングに見えて来て、魅力的。さらっと着てる古着はかっこよく、川に浮かぶ身体の美しさにも目を奪われた。やっぱりオーラがある。
ファーンは、表情を激しく変えることはあまりない。わずかに曇ったり、小さく微笑んだり、それだけで感情の動きが空気を揺らすように伝わってくる。
キャストは実在のノマドなの?
エンドロール見てはっとした。
ノンフィクションがベースだったのを忘れて観てたという…。
自然の厳しさと美しさに包まれるようで、劇場で観てほんとによかったな。
日常の中でもふっと荒野のシーンを思い出す。
一瞬交わってまた離れて、「さよなら」は言わない、「いつかまたどこかで」。