このレビューはネタバレを含みます
今まさに虐殺が行われようとしている混沌とした中で、なんとかならないかと手を尽くしても限界はあることを突きつけられて絶望を見る。
のどかな風景に銃声が鳴り響くシーンを観て久しぶりに精神がぐらついた。
虐殺されるシーンを見せずに虐殺を描く。
これができる監督ってまだまだ居ないので、映画を通して監督に出逢えて良かったと思っている。
ただ、タイトルの付け方やその際の監督の考え方がどうにも納得できず、そこがいつまでも引っかかっている。
もう少しうまい言葉は選べなかったのだろうか。