イバ

親愛なる同志たちへのイバのレビュー・感想・評価

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)
3.9
Fan’s Voice(@fansvoicejp)独占最速オンライン試写会にて『#親愛なる同志たちへ』を鑑賞。ソ連崩壊までの30年間国家に隠蔽されたノボチェルカッスクの虐殺を下敷きに、「国家」と「個人」の意味を問う。虐殺シーンは香港・ミャンマーの弾圧、そしてウクライナ侵攻に重なり背筋が凍った。
「我々」だったものが突如牙を剥いた。素晴らしい未来を望み、希望を託していたものは「権威」を守るために「我々」を攻撃し命を奪った。多数の幸せよりもたった一部の人間の「権威」と「権力」維持に、『我々』は利用されて破壊され奪われる。
現在進行形でロシアとウクライナで起きていることであり、他の国でも起きていること。
そして、日本で起きるかもしれない。

『歴史は繰り返される』
まさに目の当たりにした。
映画から多くを学んでいるが、これは本当に今観るべき作品だった。
イバ

イバ