いとみちのスのレビュー・感想・評価

この世の全ては模倣でできている

絆の話をされて
3-2=1だ、というおばあちゃん
血繋がってないべという娘

なんで人生は簡単でないんだべね

何者でもない自分が、家族と向き合い簡単ではない人生を進めていく

この世界は模倣でできているという言葉どおり、いとは常に母親の姿を追っている

対話を三味線で織り成していて、いつだっていとが思想をぶつける瞬間は三味線を弾いている瞬間だったように思う

対話の向こうに家族の救いの光を見た、ここにもまた人生を語る映画が