いったい私は誰の人生と一緒に生きてきたんでしょうね
本当のことがわからなくてもいい時間もある
気は根元を残して切り倒す、人間もそうであるように、いくら見繕っても、生まれ変わったと思っても、根は残り続ける
いくら変わろうとしても根っこの部分は変わることはないというメタファー的な描写が観終わった後に刺さったな
父親の暴力性に縛られ続けている主人公と、在日であることを揶揄され怒鳴り散らかしてしまう弁護士と、それぞれに自分の持つルーツと向き合って生きている人間が主題であり、映像によって不安や好奇心が掻き立てられるいい映画だった
森で50年、人と生きて50年、根は変わらないけど、身の部分では誰かと共に生きていくんだよ
河合優実ちゃんの使い方だけは疑問が残るが