動物保護活動を扱うには切り離せない殺処分や残酷な現実の語り方としてはかなりマイルドではありながらも、私はどちらかというとその周りの人間の物語として観ていたので結構おもしろかった。
志を同じくするふたりの青年が、片やまっすぐ過ぎて暴走してしまい、片やまっすぐ過ぎて精神を病んでしまう。このふたり。ひとりは「志が同じなら道も同じ」と考え、もうひとりは「志は同じでも道は異なる」と考える。果たして彼らの往く道は。
まあ個人的に、中川大志くんが出ていると大抵の作品はそれだけでスコアupしてしまう傾向があるのは否定できないので、これに関しても多分にそのきらいはあるな笑。
あと、ハナコ(犬)がいつもいつもかわいかった。