Spike

シャザム!~神々の怒り〜のSpikeのレビュー・感想・評価

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)
3.8
安定した、中々に面白い作品だった。


DCのヒーロー映画はMarvelのヒーロー映画と違いニューヨーク・シティーが架空のゴッサム・シティーで殺伐とした世界観だったり全体的に現実の世界と比べ少しかけ離れた作風なのが個人的な印象なんだけど、シャザムシリーズがコメディ要素の強い作品からか、今作ではBonnie Tylerの『Holding Out For A Hero』が劇中で車の中から流れたり、登場人物がDestiny's Childやワイルド・スピードをネタに出したり、リアルに寄せた親しみやすい演出で他のDC作品とは一味違った魅力が色濃く表現されており、良かった。


あとはレイチェル・ゼグラーの演技をリメイク版『West Side Story』以来に観れたところも良かったし、メアリー役のグレイス・キャロライン・カリーがナイスバディ過ぎて意識してしまうのと、今作の悪役カリプソが出てくる度に女優の吉田羊さんがチラついた。


DC作品だと次は、あのトム・クルーズが絶賛した『The Flash』の公開が6月に控えているので、かなり楽しみ。
Spike

Spike