このレビューはネタバレを含みます
生まれてきてくれて ありがとう
様々な事情はあるけど、ここにいるってだけで、沢山の人が関わってる。
(全員から愛されてるかは別にしてもね)
人が意味を見失った時に観て欲しい。
台詞と境遇で何回も涙が出た。
ソン・ガンホいいなぁ。観覧車のシーン。実子のお洒落カフェシーンと対になるシーン。親子。とっても大切なシーン。好き。
あとは、洗車機のシーン、ホントに心が洗われて、人間の根底にある性善説の善の部分が顕わになって自覚しつつあったかくて楽しくなるような、あのシーン。大好き。
ぺ・ドゥナが話してた、あの曲の映画ってマグノリアかな。
過去作よりは分かりづらいと感じる人もいるだろうけれど、繊細で、でも汚れて荒々しい生と、過ち・贖罪・立ち直り、そして根底にある愛を紡ぐ、間違いない是枝作品。