美容系の病院って、一度足を踏み入れるとどんどん他もやりたくなる。私はソバカス取っただけだけど、一つ治すと他の所が気になり始めて、院内に貼られてるポスターよく読んじゃって、これもやろうかなって思っちゃう。だから貪欲になっていくイェジの気持ちは少しだけわかった。
本当に少しだけ。
イェジの過去がそこまで触れらないから、どんなに顔のことで傷ついたかがイマイチわからない。物語が始まってから言われてるのは体型のことばかり。正直病気じゃないなら、体型は自分で努力できるでしょ？案の定すんごい量食べる。そりゃぁ周りからあんな扱いされたら腹も立つけど、逆恨みしてネットで嫌なコメント書く時間あるなら、自分でどうにかできることはどうにかしたら？と思ってしまった。
愛されたかっただけって、少なくとも両親からは愛されてたわけで。
それを受け取らなかったのはイェジ自身。
性格歪むのは外見で嫌なことを言われてきたからだって考えもあるかもしれないけど、繰り返しになるけどそれが描かれていないから、ただの性格悪い人にしか思えず、自業自得かなと。
ただただ両親が可哀想。
後半のトンデモ展開は韓国らしいというか何というか。
ポカンとしたまま終了。
こんな展開に時間を割かず、幼少期を深掘りするとか、あと開発者の人のことも謎だったからそっち詳しくやるとかしたら良かったのに。
努力もせずに他者のことグチグチ言うのは醜いなと改めて思ったので、反面教師的な意味ではいい作品かも。
