一度はしてみたい、やしき暮らし。でも人間関係、超複雑やろなあ。お屋敷で働いてたら、とにかく、はよ、自分の居場所見つけなきゃ精神を病んでしまいそうです。ベントレー3.5Lかぁ。乗ってみたいよ。ウチの近所の小道、曲りきれるかな。
つまり、そういう非日常的な超豪華さと規則集の中で過ごしていくうちに、じわじわと登場人物達が、心に忍び寄る影に怯え、狂気に取り憑かれていく訳なんだよね。やっぱり、そこを描かんとあかんので2時間ちょっとで納めるのは、若干きつかったかも。例えば、マイセンを割っちゃうとこも、あっさり過ぎてたかな。ほんま、その時、見てるオレの心も割れるくらいの緊張感が欲しかった。ボートが見つかる事を知らせる花火が上がる直前の、あの2人の対決も緊迫感がもう少しあればなぁ。
もう少しレベッカの影に怯えたかったかも。
