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ザ・スイッチのhasomoのレビュー・感想・評価

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)
3.6
「ハッピー・デス・デイ」同じ監督+と女子高生と殺人鬼が入れ替わるという斬新な設定に興味を持ち鑑賞!

ハッピー・デス・デイの監督なので、びっくり&ミステリー系な内容を想像。
しかし、予想は外れて、殺人鬼のおじさんのチャーミングな姿を見ることができる映画だった!

体が入れ替わって見た目はおじさんだけど、心は女子高生なので、言葉遣いや仕草は女子高生。中身が女子高生であることが驚いた時のリアクションや言葉遣いで表現されており、予測できない場面でおじさんが女子高生の仕草や言葉遣いをするので、思わず吹き出しそうになる。

「本当に女子高生が乗り移っているのでは...?」「いや。ヴィンス・ヴォーンさんが女子高生なんだ!!」と錯覚するくらいヴィンス・ヴォーンさんの演技が素晴らしいので笑って楽しめる(下ネタあるので、家族で見る時は要注意)
 
そして、とりあえずグロい。序盤からグロい。
『ハッピー・デス・デイ』を鑑賞済みなので、グロい映画だということは覚悟していたが、予想よりもグロい。
人が殺害されるシーンがリアルな描写でしっかり描かれており、特に鋭利のある棒で身体を貫かれるシーンは「痛そう…」と思ってしまった。グロテスクな描写が苦手な方は気をつけた方が良いかもです。

パッケージから主人公と殺人犯に目が行きがちだけど、主人公の友人2人も大活躍。
友人の2人は、見た目がおじさんになっても、ミリーであることを信じて助けようとするので、姿が変わっても信頼できる3人の友情に感動。
また、主人公を含めた3人がそれぞれ悩みを持っているので、「どんなことが起きても友達と立ち向かえば怖くない」と教えてくれているようにも感じた。

ホラー映画だけど、8割くらいはクスクスと笑って鑑賞できた作品。
笑いながらも、不意なホラーでゾッとしたり、主人公達の友情に感動したりと色々な要素を楽しめた。

グロい表紙や下ネタが結構多いので、苦手な方や家族と鑑賞する時は気を付けてください!
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