ここ近年の愛すべき面白おバカ映画賞にチョイスしたくなる一本。
「クソ男たち最悪！」なんて思ってたのに気づいたらとんでもない事に。
「んなアホな！」って物理的に考えちゃうのは野暮で、遊園地のアトラクションくらいのつもりで楽しむのが吉。
全編ツッコミどころという「アホの宝石箱」なのになぜかハラハラするブッ飛び作品。
後半は特に大爆笑の連続でストレス発散になりました。
中身を見てはいけない荷物搬送という「トランスポーター」ばりの極秘任務で軍の飛行機に乗こむモード。
同乗する兵士たちのセクハラ＆パワハラに耐えつつ個室の銃座に閉じこもるがそこに不穏な影が。
敵機なのか？
そしてモードの任務とは？
といったお話。
ストーリーも演出に負けず劣らず「んなアホな！」っていう展開。
低予算B級作品らしく飛行機の中だけで繰り広げられるワンシチュエーション。
「この話ちゃんと最後まで辿り着けるのか？」という不安をよそになかなか上手く進行していく。
前半の胸糞男たちの会話が過ぎればもう楽しいところだらけ。
中盤からはワチャワチャで最高！
飛行機から「落ちそう落ちそう」からの「あっ…ドーン！えええー！！！！」が1番の見どころです。
後半クロエちゃんの「だから離すなって言ったでしょ！」が最大の爆笑ポイント。
泣きながら転げ回るくらい笑った。
ここまでやってくれると怒る気にもならないし清々しい。
ここからは一言ネタバレ👇
それにしてもあの巨大コウモリは何がしたかったんだ？
しきりに赤ちゃん盗もうとしていてしぶといし、頭悪そうなのになかなか賢い生き物だったのがほんとオモロい。
こういう作品は定期的に観て元気になりたいです。
