多くのフォロイーさんが見ていて、軒並み高評価だったので鑑賞
33歳にして難病に罹り、余命いくばくもないシングルファーザーのジョン（ジェームズ・ノートンさん）が幼い息子マイケル（ダニエル・ラモントくん）の里親を探して奮闘するお話
初めは、里親の受け入れ先がなくて、それを必死に探し回るという話かと思っていました
ところが、受け入れ先は何件かあって、その中でどこがマイケルにとって最良な選択なのか苦悩する、という内容でした
里親制度は流石に日本より海外の方が進んでいるので、そりゃそうだな、と納得
マイケルにとっては一生の問題だから、もし、意地悪な里親や、兄弟に当たったら、ずっと辛い思いをすることになります
苦悩する気持ちは分かります
親子は、ソーシャルワーカーと共に何件かの受け入れ先の家庭を訪問します
親子は、自然な演技で、だからこそひしひしと哀しみが伝わってきて感動します
ダニエルくんメチャいい子過ぎる！！
可愛くて、優しくて、パパを愛しているのが伝わってきます、健気な彼の姿を見ているだけでうるうるします
子供ながらに、死と里親の意味を理解するようになるくだりは切なかかったです
パパも心から息子のことを思っているのが分かります
なぜジョンの病名が明らかにされなかったのだろう
病院で治療してるようなシーンもなかったし
イタリア、ルーマニア、イギリスの合作映画で、監督もイタリア人のウベルト・パゾリーニさんなので、舞台はイタリアなのかと思っていたけど、どうやらイギリスみたい
いろんな家族が出てきて、私なりにどこが最適なのか考えながら見てました
あそこは嫌だなーとか、ここが良さそうとか
そして、ついにジョンが受け入れた先は・・・
余韻の残る素敵な映画でした
