脱出の作品情報・感想・評価・動画配信

「脱出」に投稿された感想・評価

ヘミングウェイ原作。ボガート×バコール。フランス人レジスタンスをナチスから逃がしてやるアメリカ男の心意気みたいな話。この共演のあと実生活でも濁音カップルは結ばれる。そういえば何だか視線のやりとりにイチャついてる感あった。ちなみにローレン・バコールが斜めにタバコを咥えてキメてるころ、わが国日本人女性はもんぺ姿でB29に竹槍を突く訓練にいそしんでいたことになる。次アメリカになんか絶対に負けない(笑)
osaka

osakaの感想・評価

3.9
あそこで終わるのって、今の感覚から言うと作り手としては不安になるんじゃないかとも思ったが、見終わってもずっと現実と地続きで繋がっているような気がして、これはこれでありなのかも。
yoshimi

yoshimiの感想・評価

4.0
2人のわかり合ってる感がややウザい
ハンフリーボガートはキムタクってわかる
楽しそうに弾くピアノマンにチラッと目をやって歌いだすバコールが格好良すぎる
lemmon

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4.0
不思議な魅力のある作品。

全員8割くらいの力の入れ方で演じているかのようで、リラックスして楽しめた。
抑揚はあるんだけど、こう、なんというか全編クール。

特筆すべきは、立場はバラバラながら縁あって協力し合う仲間たちのやり取りが楽しい。当然ボギーが真ん中にいるが、ブレナンの愛くるしさ、バコールのどこか不安定な色気、実ところストーリーテラーとしてキーパーソンのホテル支配人マルセルダリオと、他にも脇を固める役者は派手さはないが溶け込み方が絶妙でした。
刑事役はひとり見た目のアクは強いか😅

さりげない音楽もこの映画にマッチ。バコールの吹き替えはご愛敬。

最後に!!おしりフリフリバコール。もうこれでグッと点数を押し上げられた。
おかだ

おかだの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ローレンバコール(19)


突然ですが
「家にいるね」

(verse1)
以前、曜日感覚を失って
依然、用事さえ無くしてしまって
自粛要請はあえなく決まっちまってステージⅡ

戦時中みたいで心臓にも悪い慎重にも待った
金曜日も印象にも残らずに去ってく平日

現実、寄って行く予定組むつもりは毛頭無し
つまりは労働マシーン高揚無しに土曜待ちが続いてる連日

(hook)
ちゃんと飯食ってるか(×4)

内容が意味不明なので2.0点ですが、
キマグレンに歌ってほしいですね。


という訳で「脱出」
ハワードホークスがハンフリーボガードとローレンバコールのゴールデンコンビを見出した作品である。
そして本作が銀幕デビューのローレンバコールはなんと当時19歳。

19歳ってなぁ。
順当に行けば大学一年生の年代ですか。
およそそんな風には見えません。胸に名前書いたガムテープを貼りつけてブルーシート広げて飲み会をやってるような姿などまるで想像できません。
そんな風貌もさることながら、デビュー作ですでにこの時44歳で脂のノリまくっていたボギー相手に対等な立ち振る舞いをみせるスター性にも舌を巻きます。


そんな本作のあらすじは、第二次世界大戦中、ナチスドイツに敗戦したヴィシー政権下のフランスで、ドゴール派のいわゆるレジスタンス連中を成り行きで援助することになった船乗りとしてのハンフリーボガードのお話。

舞台が舞台ではあるものの、政治色はやはりいくつか弱くいつも通りに純粋な娯楽映画として作り込まれたハワードホークスの世界。


ハードボイルドな主人公に、機知に富んだホークス的女性像のスリム。
コメディリリーフとしてのお馴染みウォルターブレナンが脇を固めていて、また例に漏れず人が物を投げるという動作が象徴的な作品。
特にはやっぱりマッチを投げる、火をつけてマッチ箱を投げ返すという動作の反復は気持ちよく、またウォルターブレナンがしきりに発する謎の台詞がラスト自分に返ってくる循環も面白い。

基本的には屋内でのサスペンス要素やコメディ要素が敷き詰められておりながら、中盤には銃撃戦の要素もあったりとこの辺は抜かり無し。

またシーンの合間には音楽を挟んだりととにかく無駄の少ない100分間になっていた。


その他カッコいいセリフのやりとりやシーンなどどこを切っても楽しい映画になっているけれど、何と言ってもラスト、命がけの脱出を前に音楽に乗って余裕を見せる3人組の余韻がとても心地よく残る。


さすが面白いの一言でした。
それにしても19歳か。何してたかなおれ。スポーツ刈りでヘラヘラしてた気がするなぁ。
atsuman

atsumanの感想・評価

2.6
バコールがでかいのかボガートが小さいのか、とにかくボガートがチンチクリンに見える。船長ってのもなんかださい。
Makiko

Makikoの感想・評価

4.0
ローレン・バコール(19)←⁉︎

バコールをスターにするために撮られた映画なので、照明の当て方なりカメラアングルなり思い切りがいい。こういうあからさまな撮り方好きだ。

緊迫したシーンのバックに陽気な音楽を流して居心地悪くするのって、こんなに昔の映画でもやってたんだなー。
スティーブもスリムも、自分とは別の異性と会話してるのを見て嫉妬するのがかわいい。
細野晴臣がこの映画に言及していて、当人もカヴァーしているホーギーカーマイケルの「香港ブルース」に影響を受けたという。
埠頭で居眠りするウォルター・ブレナンは、

ボギーに水をぶっかけられても怒らない。ビールの瓶は海に投げ捨てられる。

...こんなにもモノが投げられていたのかということに、いささか驚く〜マッチ、マッチの燃えさし、ビールの瓶、カギなど。

ブレナンの「死んだハチに刺されたことあるか?」のセリフは、

その中身のなさが故にではなく、反復することで輝く。ブレナンの演技スバらしい。

出色のシーンは、
レジスタンスの男が撃たれ、その弾丸をボギーが抜くシーン。

男の妻が気絶→クロロフォルムがこぼれる→バコールが団扇で仰ぐ→ボギーが妻をソファーへ運ぶ〜の流れから「体重でも測ってるの?」が笑えた。その後のセクシー妻=ドロレス・モランの真似をしてみせるバコールの演技にも爆笑。

クライマックスを「脱出」にせず暴発的な室内のシーンでしめるホークス。

死にそうな人物は死なず、
死ぬ人物は死ぬことで、視界に浮かび上がってくる。

フィルムは書かれることで始まり書かれることで終わる。反復の円環が閉じられる時、中心では悠久の時が回転を続けているが、それは昔の人が映画と呼んだものなのだろう。
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