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「脱出」に投稿された感想・評価

Maoryu002

Maoryu002の感想・評価

3.7
1940年、ヴィシー政権下にあるマルティニーク島でハリー(ハンフリー・ボガート)はエディ(ウォルター・ブレナン)と釣り船屋として暮らしていたが、反政府活動家の密航に協力することになり、偶然の出会いから惹かれ合うマリー(ローレン・バコール)とともに危険に身を投じていく。

状況設定や主人公のキャラクターが「カサブランカ」にとてもよく似ていたけど、違いはやはり相手役だ。
これがデビュー作で、私生活でもボギーのパートナーとなるローレン・バコールが、何をするわけじゃないけど、やたら存在感がある。

劇中の2人の微妙な距離感とオシャレなやり取りが、この作品の一番の見どころだ。
やたら世慣れてて、風変わりで小生意気なローレン・バコールが超魅力的で、もしかしたら彼女の出演作で一番良かったかもしれない。

ラスト10分の、そりゃないだろ!って強引な終わらせ方に唖然としたけど、最後に店を出ていくときのバコールの笑顔がとてつもなくいい!
そして、スティーヴ&スリムの後ろを、荷物持ってコミカルに歩くウォルター・ブレナンは欠かせない存在だ。
Natalia

Nataliaの感想・評価

3.6
ローレン・バコール、話す声はそんなでもないのに歌声はかなり独特で驚いた。
同じボギー主演で内容的にも『カサブランカ』とよく比較されがちなハワード・ホークス監督のスリラー風活劇。

大女優、ローレン・バコールが登場した瞬間に鳥肌の立つ作品でもある。

この監督の中ではそれ程印象に残らない淡白な出来なのだが、原作が文豪アーネスト・ヘミングウェイで『三つ数えろ』同様に脚本がウィリアム・フォークナーという点がそそられる。単純そうで奥の深いストーリーテリングの妙。

ホークス映画で毎度同じみの名脇役、ウォルター・ブレナンもすっ惚けており実に味わいがある演技。「飄々」を通り越して間の抜けた感じがクセになりそう。

また中盤で作曲家のホーギー・カーマイケル本人が演奏する『香港ブルース』は細野晴臣他、多くのアーチストにカヴァーされた名曲なので、そういった音楽面でのセンスの良さが良く表れた佳作でもある。

戦中にここまでモダンで洒落た活劇を作るワーナー・ブラザース及びホークス監督はやはり凄い。まさしくアメリカ映画黄金期やな〜、としみじみ実感。🎞
100分の中に粋とスリルと酒と煙草と海と政治と最高の男と最高の女と最高のキスと最高の音楽と最高の台詞がぜんぶ詰まった大傑作。俺にゃ関係ない俺の知ったことかと唯我独尊なようで、いざとなれば命も顧みず他人の大義に身を尽くすthe manハンフリー・ボガード。そして途轍もない眼差しと物腰と歌声のthe lookローレン・バコールなななんとこの時19歳!落ち着き度は紅の豚のマダムジーナ並み、色気はジーナの5倍、そんな感じ。この翌年20歳で45歳のボギーと結婚!57歳でボギーが夭折するまで仲睦まじかったそうな。大戦中のフランスは嫌々ナチスドイツに占領されてただけじゃなく、積極的なナチ協力勢力が傀儡政権までつくってユダヤ人狩りと抵抗勢力の弾圧拷問島流し(『パピヨン』のあの島!)などバンバンしてたこと最近やっと知ったけど、そのヴィシー政権を背景にした物語。しかもこれ44年作だからリアルタイムで撮られてるってことでハワード・ホークス凄い!そして原作ヘミングウェイ、脚本フォークナー!どっちも読んでないに等しいけどいかに凄いかはだいたい分かる。
「死ぬまでに観たい映画1001本」701+145本目

カサブランカの焼き直しか。

でも面白い。
Carol

Carolの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

Lauren Bacallのデビュー作であり、Bogartとの初共演作。

撮影当時Laurenが19歳だったなんて。(今の私と2つしか変わらないじゃないか!)
それでいてあのクールなキャラクター。人が持ってる火のついたマッチを自分の所に持ってきてタバコに火を点けるのがかっこいい。

正直ストーリーはいまいちだったけど、この2人が観られたので満足。

Hoagy CarmichealによるAm I Blue?の独特な歌声が素敵だった。

22 05 10/21 (4)
2022 62/? (?)
Number 403
youth

youthの感想・評価

4.5
男も女もキザでいられた

ボランティア その2

ラブシーンはあとだ

死んだハチ 

左に傾きがち

デニムセーラーパンツを履くボガードもかっこいい
四つボタン
イヴ・サンローラン的バコール
ダン・セイモアの巨漢にバスクベレー
排路

排路の感想・評価

4.7
BBがカッコ良すぎる
レジスタンスの一員の妻に引っ叩かれそうになってるハンフリーボガードのおくに微笑むローレンバコールがいて、朝一でキスしたあとフレンチーとエディと合流して、引き出しの中の銃もさりげなく教えて、、are you still happy? What do you think からのピアノとかも、キマってる。キマりすぎてる。
格子の影とか、ディートリヒたちと同じだった
ウォルターブレナンすき
「マッチある?」

マッチ箱を投げて、受け取る動作は、濱口竜介監督が『ドライブ・マイ・カー』で参考にしたようで。互いの信頼関係がある程度構築されていないと成立しない描写。
REI

REIの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ローレンバコールのお写真をたまたま見つけて、なんて美しくてかっこいい人なの?と思い一瞬でファンになってしまいデビュー作の脱出から見ることに…このボギーとローレンバコールがこの作品で出会って結婚したのは有名だけれども!何かもうね…(言葉が出ない)
このローレンバコール、19歳って聞いてたんですけれども意味わかんない美しさと色気でもはや鼻で笑ってしまった。
衣装のチェックのセットアップ?のお洋服も超かっこいい、似たようなお洋服を持っているのだけど一瞬でまたそれ着たくなった(着たとしてもローレンバコールにはなれないが←当たり前)第一声が「マッチある?」だぜ…マッチに火をつけてタバコ吸ってるだけなのにカッケェ…ハスキーな声のかっこよさもあるのかなあ

「はだしの時は要注意だ!生きてるのより始末が悪い、特に怒りながら死んだやつは…」「何故刺し返さないの?」「何故って針がないからさ」

お酒を調達するために軍服のお兄さんがタバコ吸うためにライターに火をつけてるその手をぐいって自分で持ってきてちょっといい?って火をつけるのマジで…そりゃ女の私でもホイホイついていきますわ…

「怒らせようと思ってお酒を持ってきたのに…墓穴を掘ったみたい」「どんな女なのスティーブ…あなたをそんなふうな石頭にした女よ」「借りをつくりたくないのねスティーブ…あなたの考えてることはわかりやすいわ、ほとんど文字通りに読み取れる…でなければ…(ボガードの膝に座って)ただの嫌なやつよ(からのキス)」カッケェ!!!!!「お金も唇も同じ私のものよ」

ピアニスト役のホーギーカーマイネルがめちゃくちゃハンサムで癒されました…作曲家の方なんだ!

最後まさかの机の中で発砲にはちょっと流石に痺れた、1番好きなシーン
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