やりたいことをやれずにいた主人公が自由になって、思う存分やりたいことが出来るようになって生き生きと暮らしていけるようになる、みたいな映画が好きなので、このお話もとっても大好きでした。
ルカ達と人間達の違いは水に濡れると外見が変わるという点だけで、そのほかは何にも変わらない。その違いにルカ達も人間たちも怖がるけども、それは食わず嫌いみたいなもので、実際に触れ合ってみると、その恐れは自分たちの無知がゆえのことだったことがわかる。この世の全ての偏見とか差別もこれと同じことだよな、と思った。
出てきた瞬間からずーっと嫌いだったあのヒゲナマズが最後には懲らしめられるみたいに、この世の偏見とか差別とかも無くしてしまえるように、自分のできることからしていきたいなと思いました。
ラストシーンが天気雨で終わるのも良いですよねえ
好きなシーンは、ルカ達の想像とか妄想が具現化されるシーンで子供の想像力の豊かさとか、それがいかに輝いているかということが目に見えてわかるのがとっても楽しくて、ワクワクした。
