tottsun

映画大好きポンポさんのtottsunのレビュー・感想・評価

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)
4.0
「映画大好きポンポさん」🎬52
映画プロデューサーのポンポさんのもとで製作アシスタントをしている青年ジーンは、観た映画を全て記憶している映画通だが、映画を撮ることは自分には無理だと思っていた。しかし、15秒のCMをつくったことから、彼は映画づくりの楽しさに目覚める。そして、彼はポンポさんに大ヒット間違いなしの映画の監督に指名される。
ポンポさんが来たぞー!
最初は作品すら知らなくてFilmarksでトレンドに上がってるの見てそのレビューの評価の高さに驚いた!
予告を見て、お世話になってる方々のレビューを見て、アニメの「映像研には手を出すな!」にどハマりした私のための作品じゃん!と鑑賞を決意。
が…上映してる劇場が少ない上、普段から行かないエリアばかり。
それが、急に日比谷で上映決定となり喜んだのも束の間、キャパが小さめのうえ間引きで満席が相次いでたけど…やーっと観れたー!
いやー、ポンポさん可愛いのにカッコ良すぎるー!!そのビジュアルで鑑賞のハードル高い…って思ってごめんなさい。
恐れ入りました。
やっぱりプロデューサーって私には無い要素だからすごいな。
「映像研」の金森氏もそうだったように客観的に映画の進捗状況を確認して判断を見極める。
こういうお仕事の裏側の話大好きすぎる!
ポンポさんがタイトルにある通り重要なポジションではあるけれど、主人公は監督に抜擢されたジーンくん。
撮影するにあたっての役者との距離感についてや、編集作業の重要さ…
ディレクターズカット版とか世にはあるけど、その作品に関わって作り上げてきた人だからこそ、泣く泣くカットしてるシーンがあるんだなと。
彼を通して映画を撮影して作るというものづくりの難しさを学べた。
またこれで映画を観る心得を身につけられた気がする。
セリフもいちいち心に残るようなのをさらっと言ってくれるからゾクゾクするよ。ほんと。
映画好きな人はぜひ鑑賞して欲しい!!私が鑑賞した時は9割男性だったけど…最初はハードル高く感じても、大丈夫!
私的には☆☆☆☆かな。
当たり前に鑑賞してる映画に感謝したくなった。
tottsun

tottsun