【soutaの邦画つぶやき No.451】
"映画大好きポンポさん"
敏腕映画プロデューサーポンポさん。映画に心を奪われた青年ジーンはポンポさんに見出され遂に新人監督としてデビューすることになる。
映画好きに必見のアニメーション作品。人の心を動かす良い映画とは一体何なのか、、ポンポさんのテクニックとジーンの映画への愛がそれを教えてくれる。
勿論 映画愛の深い物語だが、それ以上に編集の重要性を訴えた作品だったように思う。
"作品の時間は90分に抑えた方がいい"については思うところもあるが、大体は納得はできる。長尺で素晴らしい映画は多く存在するが、ただ逆にそれだけの尺で長々描いているのだから傑作でなきゃダメだとは思う。でも短い時間で簡潔に起承転結がまとまった作品だけが凄いのかというとそうではないと思う。どっちがいいとかは言えないしどっちも好きだ。その物語に必要とする尺でしっかりと描くべき。この作品は、シーンを削る・増やす等 編集次第で映画の善し悪しを大きく左右してしまうことについてしっかりと描かれていた。
