このレビューはネタバレを含みます
原田マハ原作小説のコメデイ。
初の女性総理の夫の困惑と奮闘を笑いの中に切り取って観せる。
財閥のお坊ちゃま育ちの鳥類研究者(要は世間知らずという事?)の夫が、振り回される様に笑いながら涙目になる。
メルケル首相の夫やエリザベス女王の夫君とは比べるべくも無い…日本の男は覚悟が無いと。
原作は刊行されておよそ10年が経過。現実の日本の総理は、漸く総裁選に女性が立候補まで来た。その女性候補の一人の夫は元その筋の方。やはり事実は小説よりも奇なり🤪
映画は現実的な決着に少し拍子抜け。女性総理の政策もまるで財務省に忖度した様な内容。ここはひとつフィクションならではの仰天の着地点を観たかった!