最後までみて「とてつもなく後味が悪い…」と思った。
しかし、振り返ってみると、やはりそれまで犯人が積み上げてきた周到な計画とブラピの若さ故の反骨心や荒々しさ、奥さんについての丁寧な描写等が全てこの結末の後味の悪さの伏線になっていてそこは見事だと思った！
なによりエンディングのボウイがこの映画の世界観を象徴していて、本編の間ずーっと流れていた不安感や鬱な空気が「SE7ENにとっては正しい背景だった」ってことを再確認させられる。
ただ、とにかく暗いし、画面から臭いが漂ってくるんじゃないかって思うほど生々しくグロテスクだし、魅せ方は上手いけどそういうの好きじゃない人にとっては結構キツそうだと思った！(褒めてる) 自分はそういうの好きじゃない人だった…。
