このレビューはネタバレを含みます
これは掘り出し物！
魅力的なキャラクター、ユニークな設定、二転三転のストーリー。そしてスカッとするラスト。半沢直樹とまでは行かないけれど、テンポも良くて伏線回収も見事で脚本がホントよく書けている。社会性とエンタメ性のバランスも絶妙。
主人公３人は、水卜アナ似、ミッツマングローブ似、そして数学オタクと皆キャラが立っていて誰かに共感できるのでは。
原題にある、高卒女性職員向けの早朝英語コースは、ラストで見事に機能するところが凄い。ファンドから送り込まれた社長が水面下で進めていた買収関係の英文書類を皆で分担して翻訳。
また、マタハラで転職した先輩の勤める証券会社で得た知識を基に、皆で手分けして個人株主から買収反対の署名を集めて、否決に追い込んだ。
サムジン体操、笑える。
公式HPにある名言集はなかなかいい。
・昨日より成長しているわ
・人がこのぐらいだと決めた世界が全てではない。楽しいと思うことをやれ。
・事が大きくなってから叱られほうが辛いかも。
・人の顔をうかがっていつも笑っている自分もいや。本当は泣きたい。
・剣を抜いたのに何もしないの？
・私の時間の大半を占める会社の仕事が意味のあるものであって欲しい。
