予告編では村上春樹原作、おしゃれ映画かな?って感じだったんで。
スルーしてしまってたたけど。友人がすさまじかった!とおすすめしてきたので
村上春樹原作。(未読)ってことだけの情報でみてしまったら。打ちのめされました。
劇中劇のワーニャおじさん。中学生のときロシア文学かぶれで読みまくっておりましたが。
疲れ果てた大人の今、読むべき内容だったんですね。
確か、「ソーニャって、なんか当たり前のこと言っててなんでモテるん?」って思ってたような、、ああ中学生。
多言語で劇をやるって、ものすごく刺さりました。
それと、ダメ男のくせに素晴らしい内容を説く岡田将生。
映像も素晴らしいし、車もきっとかっこいいんでしょうが(見事なペーパードライバーなので車に関心なくて)
何より、登場人物たちの視線の在り方がこんなに、表現されている映画はなかなかないのではと。
予想をはるかに超えた、打ちのめされ映画でした。