このレビューはネタバレを含みます
贅沢な、特撮映画をみた感じでした。
怪獣やヒーローのスーツはでてこないけど
生身の身体のスーツアクターさん揃いの感じ。
アクションに関しては、格闘技見るのが苦手なので（痛そうなのが苦手）せっかくの坂口さんのアクション、すごいんだろうな、、真価がわからずにすみません。
渡辺哲さん、蒔田彩珠さん。金子大地くん、水間ロンさん、、はじめとして贅沢な俳優陣。音楽は空白でも素晴らしかった世武裕子さん。
好きなシーンやら、どーしてこうなっちゃったのかと考えるのが楽しかった。
何よりインタビューやHPで語られてるディーンさんが「日本人とは、日本語を話す事とは」というテーマには、自分も数年ほど中国で働いた経験があるから考えさせられる。
現代では身近に外国ルーツを持つ方やら、両親の国籍が違う人たちが溢れて暮らしているのに下手したら危ういナショナリズムに囚われかねない発言や事件が起こったり。
個人的な好みとしては、このテーマはアクションもの苦手だから（単純に、アクションとか格闘技みたくないんですよね、、すみません）を絡めないで語って欲しかった気もするけど、それはそれ。
自分なら、どう考えるか、またいろんな人の意見を聞いてみたい気にさせられるいい映画でした〜
＜ここが気になったよメモ＞
・渡辺哲さん、いいおじいちゃんなのに。彩珠ちゃんがそんなヤクザ出入りしてる夜のお店で働いてるの本当に知らなかったの？とめて欲しかった。。
・渡辺哲さんの酔って三島論ぶちかますシーン最高
・渡辺哲さんと蒔田彩珠さんがゴミ掃除するシーン最高
・要するに、渡辺哲さんと蒔田彩珠さんが私大好きなんですよ
・立石って第一言語英語だったのかな、、いじめられたあげくの最初の犯行の原因がそれ、、一番考えさせられました
