YAZ

ローラ殺人事件のYAZのレビュー・感想・評価

ローラ殺人事件(1944年製作の映画)
4.2
美女惨殺のノワール観る

このジャンルでは映画史上に
残るほどの高評価なのにそこ
までか?と気にはなっていた
のでまた観るです

ローラ・ハントの惨殺死体が
自宅で発見されるがの話

ネタバレギリギリなので。。。



事件に関してはローラの知らぬ所で起こ
り彼女の周囲の一癖とか言うかヤバい人
達が容疑者として浮かび上がる。
でも事件の元々のキッカケを作ったのは
ローラでそういう意味ではこの事件を
起こしたのはローラなのかもしれない。
鑑賞後にそういう事だよね~と思い
事件の中心でないけど実は中心かもしれ
ないという発想はなかなか面白いかもと

彼女にそんなつもりはなかったかもしれ
ないけど男からするとあるかもしれない
無自覚な運命の女ローラ

周囲の癖者では彼女を世に出した初老の
エッセイストであるライデッカーの怪し
さが断トツ。ローラ惨殺に思うで書いた
であろう彼のエッセイのモノローグで
始まり登場シーンからして怪し過ぎる。
演じたクリフトン・ウエッブのキャリア
もかなり個性的な様です

感想書くんでイロイロと考えてるとあれ
はやこれは?が結構出て来たので多分
見落としてるのかもしれないけど大筋は
間違えてないはずなので良しとしよう

観直して評価高いのは納得。
ベースのベースに「レベッカ」に近いも
のがあるような気がしました

監督 オットー・プレミンジャー
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