ローラ殺人事件の作品情報・感想・評価

「ローラ殺人事件」に投稿された感想・評価

Loki

Lokiの感想・評価

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やっと観た。
警部補で主演男優ダナ・アンドリュースは今観るとおそろしく大根で画面に耐えてない。だが、これはローラ・ハント、ジーン・ティアニーの美貌に尽きる。それと特筆モノがパトロン役クリフトン・ウェッブの名演。

まさにフィルムノワールの時代の一品。マルタの鷹が久しぶりに観たくなった。
小川

小川の感想・評価

4.2
サスペンスさいこうー!ほんと先の先の展開が読めなくてずっと観てられた!
愛こわい。愛しすぎると殺す。

○殺人、ローラ、アン、ダイアン、老人、若者、刑事、家政婦
新進気鋭の美貌の女性コピーライター、ローラ・ハントが惨殺死体となって自宅で発見されたことから回想形式で話が進む。ローラは成功に至るまでに初老の著名エッセイストと深い繋がりがあり、その上でプレイボーイの男との婚約という三角関係にあり、そこに婚約者のパトロンの女性という三人の容疑者が浮かび上がる。

殺人事件の捜査担当刑事であるマクファーソンは、生前のローラについて深く知るにつれ、いつしかローラに惹かれていく。結末は記せないが、前半の静かな展開から次第に意外な事実が明らかになるプレミンジャーの初監督作品。流麗なテーマ曲「ローラ(Laura)」が、ロマンスのムードを漂わせるフィルム・ノワール。ヒロインのローラを演じたジーン・ティアニーが美しい。
犬

犬の感想・評価

3.8
ドア

女性デザイナーのローラ・ハントが顔面を撃たれて殺される事件が発生
刑事マクファーソンは、3人の容疑者に的を絞り捜査を開始するが……

彼女を殺したのは誰だ⁉︎

これはやられました

サスペンスの雰囲気が素晴らしい

序盤は回想シーン
中盤に驚く展開

ストーリー、真相も良かったです
nagashing

nagashingの感想・評価

4.0
とにかく滅法おもしろい。ちょうど真ん中で驚くべき転調が起こる。同年の『飾窓の女』とまったく同じ、眠りからのズームイン→アウト。「存在しない女」と「肖像画」というモチーフも共通。死んだ女に取り憑かれた男たちの不気味なサスペンスに、メロドラマ的な濃密な愛憎の交錯がからむ異形のフィルムノワール。それぞれの思惑から真実を隠そうとするアクの強い容疑者たちや、多すぎる鏡と鏡像で歪みまくった空間もインパクト大。クライマックスのハラハラ感やラジオの演出の恐ろしさもさることながら、詩の引用というところに、インテリジジイの肥大した自己愛、ナルシズム、執着心、若く精悍な男に対するコンプレックス、すべてが象徴されている。見事におぞましい。ジーン・ティアニーはとても美しいが、男たちの歪な愛情の受け皿としては役不足。
マッチの火は信頼の証か。肖像画とローラのシーンとそこに至るまでの醸し出される予感めいた何かにゾクゾクした。
漸く観れた「行方不明」以外のプレミンジャー映画!面白かったよ!
冒頭刑事が一人部屋を歩く場面が若干の「盗み見」感に溢れてる事がクライマックスのスリルへの伏線になる辺り巧みで、それらのかっちりした要素と真逆な理屈抜きの不穏さを称えた「死んだ女」の絵が恐ろしい。
特に遺品を己の物にしようとする記者を捉える際に絶妙な画角で彼女の絵が映り込む事で死者の視線を演出することに成功してたり。
刑事が彼女のソファで眠ってしまって(被害者の家で寝るという暴挙!)からの寄り〜引きによる素晴らしいケレンや、
「行方不明」とも共通する心の時計が止まった犯人など全て豊か。面白い!
これは面白かった!!
オットー・プレミンジャー監督の傑作ミステリー映画。
ローラ演ずるジーン・ティアニーが綺麗!

購入DVD(2枚組)で鑑賞したが、そのパッケージには次のように記載あり。
【パッケージの言葉】
広告代理店に勤める魅惑的な美女ローラ。
彼女はマンションで顔面をショットガンで吹き飛ばされ死体となって発見された。
ローラ殺しの容疑者は3人、プレイボーイで彼女の婚約者シェルビー、叔母でシェルビーと関係のあったアン、そしてローラの才能を見出し育てたコラムニストのウォルド。
この殺人事件を担当した刑事の前に死んだ筈のローラが現れ、事件はさらに謎を深めていった……。

いやぁ、これを読んだだけでも面白そうな予感。


実際に映画を観てみると、モノクロ映像で描かれた中にローラ(ジーン・ティアニー)の美しさが華やかなイメージを与えてくれる。ローラの肖像画もイイ感じ。
この作品、実際に、アカデミー賞で撮影賞(白黒映画)を受賞している。

物語は、ほぼ、前記(パッケージ表記)のとおりであるが、婚約者シェルビー(ビンセント・プライス)はかなりの色男であり、コラムニストのウォルド(クリフトン・ウェッブ)は結構な爺さん。叔母のアンは、やや存在感が希薄。

結末は意外な展開になっていくが、それは観てのお楽しみ。

なお、DVD(2枚組)特典映像は、未公開シーン(削除シーン)として「ウォルドがローラに肩入れして一流宣伝者としていくあたりを膨らました場面」などであり、ジーン・ティアニーの更なる美しさが堪能できる。


ドキドキさせてくれる盛り上がりを感じさせるミステリー映画の傑作である。
女性コピーライターのローラが散弾銃で射殺された殺人事件を巡り、嫉妬深いタニマチ、うさんくさい婚約者、歪んだ愛情を示すメイドなど動機がありそうな人々をニヒルな刑事が捜査していくうちに、事件は思わぬ展開を迎える。スマートなルックのため、序盤は本格ミステリかと勘違いするが、中盤に刑事が肖像画のローラに恋するトンデモ展開からノワールらしくなってくる。ネタバレ厳禁。ロマンティックで寂しげな音楽がモノクロの世界を豊かに盛り上げる。
2018.5.6 ビデオマーケット(字幕)
レンタルiTunes
会話中にニンテンドーDSでゲームやってるような刑事が死人に恋しちゃうって、これは今の我々でも理解できるような気がするが、なぜショットガンをそこへ戻すのかは理解できない。持って帰れよ馬鹿。
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