FujiNori

ブレット・トレインのFujiNoriのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.8
この感じ嫌いじゃないですよ!

日本の架空の鉄道を舞台にした殺し屋同士のハチャメチャアクション映画。

こういう映画は真面目に見ずに、ただただ流れるシーンを頭空っぽにして見るのがいいですね。

主人公である、ブラピ演じるレディバグは、ただ列車からカバンを奪うだけの仕事のはずが、なぜか違う殺し屋同士の争いに巻き込まれます。

この殺し屋が、またユニークというか、おふざけというか個性派ばかりです。

謎の白い死神と名乗る殺し屋軍団、自らをレモンとみかんと呼び合う二人のコンビ、そしてちょいちょい出てくる真田広之演じるエルダー、ここにブラピが絡んでとにかくハチャメチャな展開です。いや楽しいよ、こういうの。

食堂車がぶっ壊れても、蛇が逃げ出しても、死体が車内に転がっても列車は走り続けます。

名古屋あたりから他の客なせが居なったのか?(一応全席白い死神が買い占めた設定ですが)、最初出てた車掌はどこにいったんだ?とか、なんで駅にあんな人目で怪しい殺し屋が堂々と来るのか?、なぜ天井が取れても、車内の人は放り出されないのか?とか考えてはいけません。

とにかく、このスペクタクルに身を捧げるべきです。いや!楽しい!

しかし圧巻は真田広之さんですかね。あのブラピに負けない、いやそれ以上の存在感でした。

途中流れた「HERO」聞いてスクールウォーズ思い出したのはわたしだけではないはず!
よい映画でした!
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