シュークリムオ

ブレット・トレインのシュークリムオのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.5
伊坂幸太郎原作。おそらく日本映画では、このレベルで映画化できなかっただろう。予算の話じゃない、クリエイティブの基礎能力としてたぶん無理だと思う。そしてブラッド・ピット。なんたってブラピである。この2つの要素で見事に映画として成り立っていた。しかしだ、しかし実に惜しい内容だった。なんか途中で飽きてしまった(笑)ガイ・リッチー?タランティーノ?スモーキン・エース?それらがやりたかったのはわかるし、その要素はおもしろかったと思う。それに合わせてドタバタ劇というのが加わりピタゴラスイッチ新幹線の出来上がりって感じだったけど、後半からお腹いっぱいになっていたのは否定できない。しかし白い死神が出てきてからのクライマックスはまた盛り返してくれた。と思いたかったのかもしれないけど(笑)真田広之の呪いがちょっと入ってたかなぁ。(個人的に彼が出演しているハリウッド映画はハマらないのだ)