zat

愛について語るときにイケダの語ることのzatのレビュー・感想・評価

4.0
結構なパートが「素人ハメ撮り動画」であり、障害者の日常を写した「ホームビデオ」であるにも関わらず、ポルノでも感動ポルノでもない。独自の強度を持った作品に纏まっているのは脚本と編集の妙によるものと思うけど、イケダの指示書に基づく「コンセプチュアル・アート」なんだと捉えれば、「監督」のクレジットも納得。

道玄坂をキックボードで颯爽と駆け降りていくイケダの後ろ姿が軽やかで愛おしい情景として心に残る。
zat

zat