ガブXスカイウォーカー

ウェディング・シンガーのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

ウェディング・シンガー(1998年製作の映画)
3.6
《あらすじ》
ウェディング・シンガーのロビー(アダム・サンドラー)は結婚式当日に花嫁リンダ(アンジェラ・フェザーストーン)に逃げられ、落ち込んで仕事中にトラブルを起こす。そんな時にウェイトレスのジュリア(ドリュー・バリモア)に励まされ、彼女自身の結婚式の準備を手伝うようになるが、少しずつ互いに惹かれるようになる。
ある日、ロビーはジュリアの婚約者グレン(マシュー・グレイヴ)の正体が傲慢なプレイボーイだと知るが……。


それぞれの婚約者に裏切られた不器用な二人がすれ違いを繰り返しながらも最後は結ばれる、お約束のラブコメディ。意外性は少ないけど、ラストはちょっとだけ感動的である。
アダム・サンドラーは芸達者で芝居も歌もうまく、ドリュー・バリモアはひたすらキュートだ。
BGMは80年代のヒット曲満載なので、この年代の音楽が好きな方は楽しめることと思う。
でも今作の最大の特徴は登場人物たちの変人ぶりであろう。ロビーは空回りしまくり、親友のサミーはお調子者でいい加減、仕事仲間のジョージはまるで場を盛り上げられないジェンダー、歌の生徒のおばあちゃんはミートボールで授業料を払う、甥っ子は性格が悪そうなどなど、メインからチョイ役までほとんどの登場人物はおかしい。
でも愛すべき奴らなのだ。