さくぞー

キャラクターのさくぞーのネタバレレビュー・内容・結末

キャラクター(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

人生初!試写会作品。超久々に両サイドと前に人がいたけど、こんなに暑かったっけ…。

漫画で一番大事なのはキャラクター派なので、漫画家主人公の足りない部分がキャラクターなのは良かった。原作・脚本が「20世紀少年」「クロコーチ」等の原作者なだけあり、まだ会ってない大村編集のことを「ヒットメーカーなんだよ」と期待するシーンにも最近のマンガ界の解像度の高さが窺える。その後の大村さんが敏腕編集っぽいとこ見せてないのは皮肉か本筋じゃないからか。

Fukaseは全く問題ない演技力。本業が歌手だからか俳優陣とは声の出し方や喋るテンポが独特な感じはしたが、異質感があって良い。

作中マンガのクオリティ高し・容赦なし・ここぞで流石の菅田将暉で楽しかったが面白さは普通。凄く綺麗に纏まっていて、山城が普通に罪悪感があって早めに清田さんに全て話したり家族を囮に使ったり小さい裏切りはあったけど大きい裏切りはなかった感じ。キャラクターが型にハマりきってしまっていたからか。両角がガチで後追いのファンだったのは面白かった。
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