めっちゃよかった（汗）
原作でも風間くんが自らのプライドからしんのすけのことを「友達じゃない！」と塾の友達に言っちゃって
その後アイドルの写真みられたりおもらししてしまった風間くんを塾の友達は遠まきにするなかしんのすけは助ける回のこと思い出した
いい友達だよほんとに
人生のターニングポイントを迎えるごとに人間関係は変わっていくけど、その直前のノスタルジーを序盤で絶妙に漂わせラストにつなげていく流れに脱帽
そしてわりとしっかりしたミステリー要素もあってクレヨンしんちゃんシリーズとして新しい要素で素敵です
鑑賞者にもヒントが与えられていて、犯人も作中で挙げられる容疑者候補中にいて、鑑賞者に挑戦するタイプのフェアなミステリーでした
ほんでずるいな〜と思うのは「青春」ときいて制作陣が「この画いれたいな」と思ったシーンを、クレヨンしんちゃんというベースの支離滅裂さに便乗することで諸々ぶち込むことができる点（笑）
でも全要素野暮ったさはなくきちんとまとまってたように感じる
見てる人少なそうやけどおすすめしたくてネタバレボタン押さなかったです
以下微妙なネタバレ含む
良かったポイント
・みさえ「1週間分！」
・電話してこないことをさみしがるみさえ、夕飯についてしんちゃん不在を感じるみさえ
子ども向け映画短尺104分というどこ抜いてどこ入れるかカリッカリの選抜があったであろう中本筋に関わらないこういう描写いれてくるのいいよね
こういうシーンで観客と映画の距離寄せることでほかのシーンにも説得力が出ると思っている
・頑張ってる人を馬鹿にする人間≪しんのすけな野原夫婦
まじこういう他人の目を気にしない己の価値観を持っている人間同士のドラマに最近弱い
ちしおちゃんは多分変な顔してしまう自分についてなにより親が恥ずかしいのではと思っちゃってたような気がするけど絶対そんなことないよ（泣）
・風間くんの手紙
手紙は反則だろ
突然の手紙はもう法で制限してほしい
しかも中身な…風間くんはエリートになりたい！って思いと、友達とこれからもずっと楽しく過ごしたい！って思いどっちも大切にしていて泣いた。どっちも大事だよねそうだよね…これ生きながらどっちも大事にできる大人どんだけいますか？目閉じて手挙げてください
中盤でみんなに予習しようよとか言ってたのもさ…みんなで入学したかったからやん。ラストでしんちゃんに「人の気も知らないで！」とか言うのもさ…ね…かしこいからこのままだと離れ離れになってしまうって感じてるんやろな…
でもしんちゃんはそんな雰囲気無視してこれからもずっと変わらず付き合ってくれると思うよ（泣）Forever love …君に出会えてよかった…切ないけれどよかった…
・ボーちゃんの恋
・まさおくん安定のおもろさ、毎回映画で1番うけてる
・みさえを侮辱されて怒るしんのすけ
普段ヘラヘラしてるのにみさえのことで怒るのちょっとちょっと！うわー！！！！みさえとの絆〜〜泣いた〜！！！
お母さんの悪口言われるとすごい腹立つのなんでなんだろうな？
古来よりけっこう多くの人類の地雷な気がする
Motherfuckerとか母ちゃんでべそとかさ
・恋が動機なら許さざるをえない
危害を加えたり他人に怖い思いをさせるのはよくないのでそこだけ反省してくれれば
