パットン

モーリタニアン 黒塗りの記録のパットンのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2023/9/3
アメリカ9.11テロの容疑者として拘束されたイスラム教徒の男性。
その弁護を引き受けたジョディーフォスターと助手の女性、逆に彼を起訴するワシントンDCの軍人による正義のストーリー。
アメリカはフェアな国を謡いながら、9.11など国家の威信、存亡にかかわる事案となると今回のようにラムズフェルド個人の命令で簡単に覆る危うい国家である、
しかしながら、その記録はフェアに残されているところが日本と違う、日本は小役人が平気で法律違反をするが、証拠も隠滅するから質が悪い。
しかしながらジョディフォスターの青い目ときりっとした表情は一点の曇りもない、という素晴らしい演技だ。
結局のところ、140日間のひどい拷問を含む8年間の拘束の末、裁判で無罪を勝ち取ったものの、オバマ政権でさらに7年間も拘束されたとは、オバマの二枚舌もひどい話だ、米国のマスコミもどうなってるんだろか?
あと、クーリエでソ連に拘束されたカンバーバッチ!