スプリングス

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトのスプリングスのレビュー・感想・評価

5.0
《The Show Must Go On》

【Introduction】
列車は次の駅へ───
では舞台は?
私たちは?

選択は私たちの手に
でも、この選択に
迷いはないか?
嘘はないか?
私たちにとって、それは本懐か?

外には夜明けが訪れる
だけど私たちは闇の中
自由になる為にもがいている
それでも
ショーを止める訳にはいかない
ショーを止める訳にはいかないんだ
さぁ、舞台の幕が上がる

【Plot Summary】
逆に説明してくれ。

【Review】
『劇場版 少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト』という映画がなにやらヤベェらしい。その情報だけを持って劇場に行きました。期待通りにヤバかったのでよかったです。
つーか、何から話せばいいの?これ。。
...テレビシリーズとか観てない僕が何かを語れるものなのか───?
いやでも、この映画から観ても充分に話の流れを理解出来る構成だから(だよな?)、まぁ語れるか...うん、語れる!語ろう!

この映画さ、ライティングの凝り方ヤバない?演劇部に一年しかいなかった僕ですが、アニメでガチの演劇を観ている気分になれたのは驚きでした。ていうか全編通して演劇部に居た頃を思い出してノスタルジってました。みんな元気かな。

[瞬間 脳内に溢れ出した “存在しない”レヴュー]
ってな具合で始まる“脳内心情吐露感情衝突劇エモバトル”が面白かったです。曲もよかったのでまた聞きたいです。
特にデコトラをバックに歌い舞う場面、よかったなぁ。
僕の中でデコトラ前で歌い舞う人なんてMIYAVIくらいしか居なかったからね。MIYAVIの「Ahead Of The Light」くらいでしかそんな光景見れないんだから。まさか彼の後を継ぐ者が現れるとはね、笑。

破壊と再生の物語(この場合“再生産?”)としてすごく響いたとともに、経験ある葛藤に再度向き合わされるので「キッツッ...!!」とダメージを受けることになりました。しんど。

かなりトリップ感の強い映像が続き、脳内にアドレナリンどっばどば出てたと思います。あとトマトが喰いたくなる。

もっかい観たいわ。
うん、もっかい観たい。
もうすぐ上映が終わるというなか、劇場で観れて本当に良かった。DVDとかで今作を観たら劇場スルーしたことを後悔して僕は三日くらいは寝込んでいたと思います。多分。

【Digression】
エンドロール後にあった、声優さんによるおまけ映像で隣のおっちゃんが元気よく拍手したり手を振っていたりしていたのがすごくよかったです。本当に大好きなんだろうなぁと、ほっこりしました。

テレビシリーズも観てみるか!