Ayaka

竜とそばかすの姫のAyakaのネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

この1ヶ月、映画はちょこちょこ観ていたのですが、怒涛の日々すぎて全然感想を書く余裕がありませんでした。。

ようやく少し落ち着いたので、再開第一弾は細田守監督最新作のこちら。
インターネット空間の仮想世界「U(ユー)」を舞台に、心を閉ざした少女の成長を描く物語。

すず/ベルを演じた中村佳穂さんの歌は映画を通じて初めてちゃんと聴きましたが、声がとても良いし、”歌力”を持ってるアーティストだなということは感じました。
クライマックスの歌唱シーンは圧巻で思わず涙。

音楽と映像はこだわり抜かれているだけあって文句なく素晴らしかったですが、ストーリーにツッコミどころがありすぎました。
監督が愛する「美女と野獣」のモチーフを入れたかったのは理解出来ますが、モチーフどころか中盤くらいまでまんま「美女と野獣」な展開が続き、細田監督ほど名のあるクリエイターが今このタイミングでここまで丸パクリ(言い方良くないけど)する必要あったかな…?と思ってしまいました。
だったらもう「美女と野獣」そのものを観たい、私は。
他にも、
竜の正体、忍くんの方が自然じゃない?とか、
兄弟は監禁されているような描写があったのに、なぜすずちゃん一人で助けに向かった?とか、
兄弟ふつうに自力で外出られてるやん…とか。
素人目に見ても、もうちょっと整合性ある展開に出来なかったものだろうか…と疑問が湧いてしまいました。。
「バケモノの子」あたりまでは、細田監督作品とっても良かったんだけどなぁ…
Ayaka

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