あさと

竜とそばかすの姫のあさとのレビュー・感想・評価

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
2.7
仮想世界では歌姫の女の子と不遇な扱いを受けている竜の物語。

オープニングのUを歌うところは映像美と曲の良さで最高だったんだけど、途中からストーリーが雑になってきてなんだかなーって感じに。終盤は感動よりもツッコミたい気持ちでいっぱいだった。映像や声優がよくてもストーリーがチグハグだったら気持ちも冷めるんだなって思った。

「時をかける少女」や「サマーウォーズ」は細田守じゃなく奥寺佐渡子が脚本を書いたからこそ評価の高い名作になったのだと思うし、細田守監督は脚本を書くんじゃなく監督業に専念した方がいいんじゃないかなって思った。終盤のギャラリーのアバターがみんな涙を流してるところで「ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」のポケモンが揃って泣くシーンを思い出した。
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