中盤から大きく話が動き出す。時間SFラブコメディ。前半から何が伏線か？ということに気を張ってみた方が良い。Tシャツにも注目。変態と見るか、純愛と見るか、確かめてみて欲しい。バングオーバーとかメメントにも通ずる部分がある不思議なバランスの作品。
ここまで公。正直そこまで刺さらなかった。肝心な時に、主人公の片方がある事情で、全く身動き取れないんですね。それって主人公として成立してますか？まあ主人公じゃないってことならいいんですけど、だとしたら前半何？っていう。前半もね、まあ後半でネタバラシがあるからしょうがないんだけど、展開が割とあまりドラマチックでない、というか胡散臭いので、ちょっと退屈でした。裏があるんだろうなとは思うけど、まあ表面上起こってることは大して面白くないんだよね。だから例えばあいつとあいつが殴り合ってるシーンとかを冒頭にもってきてたら、面白いひっぱりとして機能してたんだけど、冒頭にあの警察に行くシーンを入れたことによる効果があまりない気がするんですよね。あと一番引っかかったのは、確かに運命なのかもしれないけど、合意がないにもかかわらず、あそこまで腰に手当てたり、ベタベタ触ったりしちゃう展開になっちゃうのはどうなんだろうと引っかかる。
やっぱりハイライトとなるべきあのシーンはすごいが、あれCGとかじゃなくて本当に人らしいです！すごい！！
