緑

けったいな町医者の緑のネタバレレビュー・内容・結末

けったいな町医者(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

尼崎の町医者ドキュメンタリー。
クリニックの規模が、
自分が思っていた「町医者」の規模ではなく
ちょっと驚いた。
あの大きさでも「町医者」なのか。

90歳直前でも老人ではないと言う患者。
身内、大変そう……。

途中うとうとしてしまったので断言はできないが、
恐らくはエンドロール以降が本編の作品。
阪大医学部同窓会中に患者家族から着電があり
タクシーで駆けつける。
患者は呼吸は止まっているが
心臓は動いているというのは珍しい状態らしい。
心臓マッサージしながら患者の子どもたちが来るのを待つ。
最期の瞬間を看取りご遺体の手を組ませる。
こういう最期はいいなぁ。

ただ、危篤状態の患者が被ったら
どうするんだろうと考えてしまった。
まずは先に連絡があったほうに行くのだろうが、
途中で別の患者が危ないという知らせがあったら
そちらには待っていてと言うのだろうか。
いや、待てるなら危篤じゃないし。
先に診ている患者が亡くなりきらなくても
持ち直さないと判断したら移動するのだろうか。
患者家族の心情を思えばそれも難しかろう。
長尾先生だけでなく複数の
24時間対応可能な在宅医が必要だ。
緑