ペンギンがあんなに人になつくなんて!
ぴったりくっついて 大人しく抱っこされて 可愛らしかった。
事故で半身不随になってしまった母親サムは
まだ幼い男の子を3人抱えて 海が大好きだったアクティブな女性でした。
歩けなくなってしまった彼女からは
笑顔が消えてしまいます。
献身的にサポートする夫の愛が深くて素敵なんです。
ですが 生きる目標を失い 自暴自棄になったり 何かをしようとする気力が起きない彼女。
長男ノアが巣から落ちたヒナを拾ってきて
家族で育てる事になります。
成長してもなかなか飛ぶ事ができなかったのが
飛び立った時には 家族全員で喜び合います。
そこから母親は変わっていくのですよ。
動物ってその可愛らしさから 癒される存在だけど
このような時にも その生命力から勇気付けられる存在になるのですね。
鳥というのも 珍しいパターンかも。
前半のナオミ・ワッツの重く厳しい現実から
徐々に空気が軽くなっていくのを感じます。
家族と動物の温かさを感じられる動物セラピー物語。
エンドロールの写真も素敵でした。