スーパーノヴァのichのネタバレレビュー・内容・結末

こういう題材をゲイであることに意味は感じるけど、いわゆる個人の選択である死を題材にしてる割には綺麗に終わりすぎたような気がするな。
安楽死に焦点を当てたブラックバードを見た後だったので特に。

あくまで、安楽死の選択や認知症というものを題材にしてるんではなく、ジェンダーに関係なく真実の愛は築けるものということを言いたかったのかな？
多分、タスカーの病と選択は本題でないのかもしれない。

個人的にはヒューマンドラマというより恋愛ドラマだったな。

湖水地方の美しい景色に、思い出を分かち合う20年連れ添ってきた2人の対比がとても美しい映画だった。

タスカーの達観した表情などは、やっぱスタンリー・トゥッチすごいなぁと。コリン・ファースの不安になる男の演技、そしてパートナー同様に達観した表情でピアノを弾くシーンは胸が締め付けられる。

ただ、スタンリー・トゥッチの肉体がガッチガチで。これ小説家で病に侵された人間の体じゃないよ…！て思ったりなどしたな……。