ランドムR

オートクチュールのランドムRのレビュー・感想・評価

オートクチュール(2021年製作の映画)
3.2
まともに教育を受けさせてもらえなかった移民の子がディオールのアトリエ長の目に留まり、見習いとしてディオールで働かせてもらうようになる。そこで働くことや人生の目標を持つことの意味を見出していく。一方で、引退を決意していたアトリエ長は、その逆に苦しんでいた。世代交代をしていく中で、新たな生き方を見つけられるか。

正直、評価が難しい映画だなという印象。全体的にクセがあり、フランスの独特な文脈も絡み、半端には批評できないと感じた。特に宗教や人種が絡むやり取りやタブーはピンとこないところがあり、パリが抱える社会問題を理解してないと置いてけぼりになる。
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