肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

チャ・インピョはどこへ消えたのか?の肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

3.3
実名役の韓国映画界メタの元トレンディドラマ大スターが再起を図る中、犬糞ベッタリからとんでもないくらい踏んだり蹴ったりの救出劇へと発展するマネージャーとのコメディ・バディムービー

ていうかあらすじ切れ味高くなぁーーい?(笑)

Netflixオリジナル枠の韓国映画『ザ・コール』に続き、あらすじは短文ですっきりさせたのはいいけどあらすじに以上にムラな情報が入ってる気がするんですが…(担当さんなのか!?)

そしてまたNetflix内の話題が続くんですが、世界規模の映画が絶えず入ってくるNetflix。同時期にインド映画『AK vs AK』のような俳優名役で現実を揶揄したようなフィクションが配信されるなんて、日本ではコアなNetflix映画ファン以外認知度は低いでしょうがw地味に考えられた配信計画ですね。意外な楽しさですw

ただこの映画""も""インド映画AK〜と同じで、"原作国"だと絶好の効果を発揮しするんでしょうが、最大限に流通するハリウッド映画以外の"俳優ネタ"って他国だとほとんど通用しないんですよね…
AK〜だとNetflix独占配信内で知る機会のある監督&俳優が主演なのでなんとかついていけますが、今作の主人公チャ・インピョさんは映画通かつ韓国映画かつ冬ソナ前の『韓流ドラマ』通でない限り「あの、チャ・インピョ!?やった!」となりにくいので乗り切れるも怪しくなる可能性も…

と言っても、"旬が過ぎた俳優ネタ"はそこまで希少ではないので、話としても「コメディ調」なのでついていくのは容易です。
ただ、チャ・インピョさん自体は至極真面目なままで、ストイックな自己を鍛える生活にプライドとイメージに執着してるが故に"シュール"な悲劇にあってしまう話で、ここも人によりけりな面白みだと思います。

マネージャーといかに協力して己の"俳優イメージ"を守り切るかの闘いに身を投じるわけですが、やけに女子高管理人たちのやり取りが不快ですし、終着点の"カタルシス"としてズッコケる出来になったのが非常に勿体ないなぁと思ってしまいました…
テーマとして、"己の幻想(執着)に敗れる"そして+α(要はバズる)があればまだ希望や爽快感があったのに現実を意識しまったのか踏み込みが足らないエンディングに見えました。

チャさんは見ていてほんの少し伊勢谷友介氏に似てるように思えたので(顔のシャープさはまるで違うけど)、日本では裸になれば過去の罪の禊ができる芸能界みたいなので(不倫に限り)、伊勢谷友介さんも女子パンティを穿きつつ裸芸を披露すれば、一度死して再起が臨めるかも知れませんね!