ぽん

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのぽんのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あー楽しかったー!

個人的にチョコレートは世界でいちばん幸せを与えてくれる食べ物だと思っているので、美味しいチョコレートさえあればこの世は万事うまくいくのさ、みたいなイイ加減なオハナシで大変よかった。

ウィリー・ウォンカ(ティモシー・シャラメ)の謎すぎるチョコレートの作り方も愉しかったし。空が飛べるチョコとか、リアル・チョコまみれとか、風船で空中散歩とか、私の中の5歳児が奇声を上げて喜びました。

強制労働で搾取しまくる宿屋や、権威(教会)と権力(警察)を抱き込んで業界を牛耳るマフィアカルテルみたいなチョコレート店の連中が、きっちり裁かれるのも胸がスッとした。現実世界ではこうは行きませんからね。

アーケードでのチョコレート販売を禁止されたウォンカが、地下水道を使って神出鬼没のゲリラ販売をするってところもレジスタンス的で心躍った。
うん、徹底して自由と幸福の希求だったと思う、この物語は。
ぽん

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