MarySue

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのMarySueのレビュー・感想・評価

4.2
ティム・バートン版とメル・スチュアート版とは全く異なったチョコレートしか知らない純粋なウォンカ。設定も全く違うので別物として楽しめるミュージカル映画。

どのシーンも綺麗で映画!って感じ。ストーリーは簡単ながらウルっと来る展開も。美術の数々はウォンカの考える夢の中を観せられているようで楽しい。

ティム版の毒っ気たっぷりのウォンカが一番好きだけど、ティモシー・シャラメが演じてるってだけで幸せすぎる。キュンキュンくる。ヒュー・グラントも良い役だなー。サブキャラも魅力的で映画終わった後は寂しかった。

色々良かったところあったけど、観終わったあとに残ったのは、ウォンカが二者択一を迫られるシーンでの照明。サイドからの照明で綺麗にティモシーの顔が二分割されるようにライティングされてたカット。心情だけでなく、状況さえも照明で演出できるのに敬服した。
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