ウォンカとチョコレート工場のはじまりのmsyのネタバレレビュー・内容・結末

ティモシー・シャラメとヒュー・グラントのウォンカ＆ウンパルンパが思ったより良く、仕掛けいっぱいのお道具箱もあいまって楽しかった。この2人がチョコレート工場をどう立ち上げたか見てみたかった。けれど、それ以外は芸達者がたくさん出てたというのに話がダラダラとしており面白くなかった。

私にはファンタジー要素が中途半端に感じた。チョコレートが魔法で出てくるのでウォンカの苦労は職人としてでなくお金の方がメインだし旅館の地下に囚われた元客たち（セックスエデュケーションのラキー・タクラー出てたのは嬉しかった）が逃げ出さないのもイライラしたし、終盤結託して戦うところも各キャラの特性が爆発するでもなく弱かったしで、どこが見せ場なん？ていう映画だった。徹底したお子様向け？豪華な教育番組みたい。毒気も恐る恐る入れてる感じ。同じ原作を映画化したものという意味ではティム・バートン版が一番楽しかったと思う。ジーン・ワイルダーのウォンカは古いので比べづらいけどウンパルンパのテーマ曲が引き継がれてブラッシュアップされてたのは本作とっても良かったです。