あまんだ

SNS-少女たちの10日間-のあまんだのレビュー・感想・評価

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)
-
キモい以外の言葉が見つからないくらい、おっさん達がキモい。
SNSで、12歳の少女を装いどれだけおっさんらが、コンタクトを取ってくるかの実験時、アップして、5分くらいで16人。
キモい。
まだ、映画の序盤だが、光の速さでマックスキモい。

会話中、「私は、12歳よ。」と、何度もおっさんに正気を取り戻すきっかけを示唆しているにもかかわらず、人の話を聞く力が著しく欠如しているおっさん達は、更にキモいもんを見せてくる。「察する」と言う能力が低いのであろう。余裕で間違いを重ねとる。
「キモい」の累乗が、天文学的。

しかも、何が腹立つって、子供と思って例外なくイキってんのが、またキモい。
おっさん、普段もっとおとなししてるやろ。
キモいねん。

で、キモいおっさんの、更にキモい分身を見せてくるときに、大体が、体と顔を同時には映さないと言う、後で何か発覚しても、自分じゃないと言い張れるように計算して見せてきよるところも小賢しい。
おっさんの浅知恵。
そんなんしても、動画で一連の流れ撮られたら一発ちゃうんか?
そこまで子供が知恵回らんとでも思ってんのか。しかし、お生憎様な事に、実際は大人の社会実験だった為、多くのキモいおっさんが、後程摘発されたという。
ザマアミロ。

途中、一人だけ分別のある青年が出てきて心洗われた。モザイクが徐々に取れていく演出だけは、ちょっと笑ったけど。
実験に参加している、子供を演じている女優さんが、感動して泣くくらい、それまでキモいおっさんしかおらんかったので。
助監督?もうひとりの監督?が、女性だったのだが、彼女の終始苦々しい顔。
多分、自分も全く同じ顔をしていたと、思われる。

ああ、キモかった。
あまんだ

あまんだ