これはとても良い、好(ﾊｵ)ムンド・パイクでした！
ゴーンガールのパラレルワールドとも受け取れる、手段は何であれ“絶対に屈しない”女！！！
登場した時の鬼のスーパーストレートヘア、デスクの上のスマホをゆっくり直角に揃える仕草、ビビッドな服に冷たすぎず明るいオフィス、そして何より最初の10分くらいで流れる車の中、運転するエイザ・ゴンザレス演じるフランがマーラ(ロザムンド・パイク)をねっとりと見つめる時のケミがバッチリで震えた…
もしかしてレズビアンをほんのり匂わせる程度なのかなと思ってたらガッツリ愛し合ってくれてて最高だったし、二人がカップルであることと、ローマン(ピーター・ディンクレイジ)の体格について誰も何も言わないしストーリーにも無関係なのもよかった
ただマーラサイドがオフィスのメンバー含め主要メンバーほとんど女性なのと、ローマンサイドが全員男性でしかも手下は屈強な体つきの男性なのは意識してるんだろう
高齢者をカモにしているのでひどい奴らだ！！と思う人も多いと思うけど(いやダメなんだけど)法制度やシステムの穴をかい潜って金儲けしたり節税したりしてるのは割とあるあるなのでは…
マーラがこの後見人ビジネスを成功させたのは“白人で女性で小綺麗にしてる”からだよね
一方の高齢者も、カモにされる程度まで貯金と財産を蓄えられてる、そう、もちろんキャストは全員白人
個人的にはラストの5分くらいは蛇足では??????と思いますが。なぜマーラなの？ローマンは？？？男だから？？？
