とある中学校の1クラスに密着したドキュメンタリー
公開4年目にして観ることができました。
監督が35名全員とインタビューと3学期の日々が
記録されています。
とにかく、35名の生徒・先生・親御さん
14歳の貴重な一片をみせてくれたことには本当に感謝!
幼くみえたり、思っているよりしっかりしていたり
各生徒の言葉で語られることが赤裸々
今思えば、偶然集まった35人でひとつの束として
行動しなきゃいけないことも多いし、
楽しくて仕方ない子もいれば、そうでない子もいたり…
自身が学校生活に総じて良い思い出というものが
ないからか、教室はある種、とても閉鎖的な場所だったし
抜け出した今、戻りたいとは思わないし、
過ぎて見れば良い思い出…にならないことだってあるはず。
だから自分に近い感覚の子を探したし、
無意識に自分を重ねていたんじゃないかと思う。
みんなは今頃何をしているのだろう。
どの子も、自分にとって居心地のよい場所を
見つけられることを祈るばかり。
作品の性質を鑑みて、映像化は一切予定していないようですので
気になったかたはぜひ。
※ドキュメンタリーはその人の生きざまなので
基本スコア5にしています。