リラリオ

ザ・ディテクティブ 殺人レクイエムのリラリオのレビュー・感想・評価

2.6
ある事件をきっかけにメンタルヘラり酒浸りになり休職中だったプロファイラーラッセル。めでたく職場復帰→復帰早々事件発生→現場到着→そこには⋯顔に仮面、全裸で天井に縛り付けられた女性の遺体。そして敷地内に切断された片腕が埋めらていた→上司で元カノアマンダとの気まずい再会もあり、色々お疲れっスな復帰1日目。

遺体の女性は、ダイアン・ストリンガー。死因は青酸カリ。骨折、挫傷、内臓破裂に膣壁破損。拷問され殺されたダイアン→近所の聞き込みの収穫ゼロ、侵入の跡も目撃者もDNAもなし→ラッセルの見解は⋯犯人は性的不能、性犯罪歴はない。あとはわかりません!→捜査開始。
1年前、拉致られ現在も行方不明のレベッカの夫ジョンがラッセルの元に→妻から突然届いた「会いたい」のメール→「これ⋯どういうこと?お前、死んだって言ったよな。説明して⋯」説明を求めるジョン→「状況証拠(切断された腕と唇が発見される)からして妥当な推測ですが⋯」→「いや、生きてるから!再捜査を!」→「助けたいが⋯死んでる可能性大っしょ⋯」→しかしジョンの泣き泣き攻撃に負け、再捜査を約束→レベッカの再捜査とダイアンの捜査は共同捜査に。

ノイズの入ったビデオテープ→床に書かれた血の文字〝君にこの身を捧げる。私は君のものだから〟→カウンセリング→ワインとシェークスピアは寝かせばよくなる→新着メールは「君の悪臭を産ませない」→犯人は同一人物、これは連続殺人だ!→仮面は手作り→朗報と凶報→新着メール「嘘つきのクソ女」

新たな被害者→遺体の喉から発見された精液は本人のもの→母の墓から遺体盗まれる→メンタルヘラり酒浸りになった事件はアマンダが仮面男襲われ、助けに入ったが殴られ銃を奪われてしまい、逆にアマンダに助けらるという男として超カッコ悪い悲惨な事件だった。そして、この件がきっかけで2人は別れる→何故か仮面を見ると動揺してしまうラッセル→酔拳のジャッキーばりに飲んだくれプロファイリング→そして奇怪になるメール⋯

催眠療法にて仮面恐怖の原因が判明→10歳の頃、美魔女母さんが交通事故で頭と顔面を負傷→顔には仮面、暴言を吐く母さんはまるで別人→そして自殺。父は酒に溺れ死亡⋯。
アマンダはラッセルに未練タラタラ→「犯人の狙いは俺や!君を巻き込みたくない!」→言ってみたが⋯押しに負けベッド・イン。
酒プロファイリングの結果、犯人は複数。1人は50代白人男性で特徴なし。几帳面でおそらく会計士。孤独で手先が器用。もう1人は、高身長の白人男性。性的不能で力強く荒っぽい。自傷の跡あり。次に犠牲になるのは年配男性⋯
犯人からの贈り物→また殺人→被害者の共通点は「作品を見ている!」→容疑者にカーターという男が浮上→捜査は大きく動くが、アマンダは食あたりで早退→カーター家・父はDV野郎・母はカーターを折檻、天井から吊り下げる・母はDV夫を殺害し切断、地下に埋める・事件後、家は売り出されるが買い手つかず・カーターは孤児院に入りのちに消息不明⋯

空き家となったカーター宅にSWATと共に突入→警察犬を引退し今はラッセルの飼い犬17歳老犬エルビスくんの大活躍でレベッカを発見→墓から盗まれたラッセル母の遺体も発見→「アマンダが危ない!」電話をかける→アマンダは超お決まりの危機が迫っていること知らず呑気にシャワー、そしてブレーカ落ち真っ暗に⋯。

またまたスーパードッグエルビスくんの活躍とラッセルの俺、もう仮面恐怖克服したぜ反撃パンチ!のおかげ(8割カウセラーのお手柄っス)でアマンダ救出、犯人確保!→犯人⋯ジョン!!(やっぱり、だよねの展開。全然びっくりしないが⋯ある事にびっくり)→カウセラーの催眠療法をパクるラッセル→そんな猿真似で⋯まさかと思ったがガッツリかかる→助かったかと思ったアマンダは毒盛られ死亡、ジョンは自殺、ラッセルはタバコポイ捨て⋯[完]

えっと⋯感想は何コレ?です。オチはよくある二重人格、そんなことが理由?の手の込んだ復讐劇。
役立たずアル中プロファイラーと無能な捜査チーム、そしておマヌケな人間たちを嘲笑うかのように大活躍する17歳老犬エルビスくん。1番衝撃はジョンがアル中カラカララッセルより年上だったということ(しかもかなり離れております)⋯いやいや、どう見てもラッセルの方が絶対ジジイだわ!ってなりました(笑)
ミステリーとしてはクソでしたが、ツッコミどころ満載である意味おもろい映画でした。
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