こなつ

明け方の若者たちのこなつのレビュー・感想・評価

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
3.6
WEBライターのカツセマサヒコによる長編小説デビュー作。「君の膵臓を食べたい」「東京リベンジャーズ」の北村匠海で映画化。大都会東京に生きる若者に訪れた人生最大の恋と何者にも慣れないまま大人になっていくことへの葛藤を描いている青春物語。

明大前で開かれた退屈な飲み会に参加した僕(北村匠海)は、そこで出会った彼女(黒島結菜)に一瞬で恋をする。たった16文字から始まった沼のような5年間。それは僕にとって、学生のように自由ではないが社会人としての責任を背負っている訳ではない「マジックアワー」だった。社会人になった僕は、夢見ていた未来と異なる現実に打ちのめされていく。傷付きながらもがきながら、それでも振り返れば全てが美しい。
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